胆管がん

症例2 73歳・男性 「肝門部胆管がん」

食欲不振にて諸検査及び胆膵内視鏡の結果、肝門部胆管がん。両側肝内胆管に腫瘍進展あり、手術は不可能のため、抗がん剤治療ゲムシタビン+シスプラチン(GC療法)開始となる。保険診療以外にも有効な治療はないかと、来院。高活性化NK細胞療法(以下NK)、超高濃度ビタミンC点滴療法(以下VC)決定。
VC始めてすぐの段階で体調良く、油ものも美味しく食べられるようになった。NK2回目の頃、CTの結果、腫瘍の変化なくリンパへ等への転移もなし。その後の抗がん剤ジェムザールを施行し、翌日からふらつきとめまいあり、今までにないつらさがあったため抗がん剤を断り、NKとVCのみに。

NK4回、VC6回目の頃、腫瘍マーカーCA19-9正常範囲に下がり、体調も良く当院のQOL表すべて、最高点のオール5に。
その後、体調が改善した為、主治医より抗がん剤の再開を勧められるも、拒否しNKとVCのみで治療継続される
NK6回目のあと、さらに体調良くなり食欲もあり、治療開始後初めての仕事こなし体調の乱れもなくお元気。 NK3クール目に入る頃、遠方の結婚式に出席されお食事など楽しまれるが疲れもなく体調お変わりなし。
以前ステントを入れていたところに癒着あり、入れ替える入院をされたが、その後の採血結果、CRP(0.9→0.6)GOT(91→54)GPT(95→53)ALP(1136→839)γ-GTP(1076→1308)肝機能炎症反応数値改善傾向。仕事が三日間続くも体調の乱れもなくお元気。
その半年後再びステント入れ替え実施し、入れ替え時の造影所見とCTの結果、腫瘍の進行認めず。2回目のステント交換も順調に終え、その後の血液検査結果GOT・GTP・正常範囲内。γ-GTP(921)、ALP(772)と改善傾向。
胆道系のがんの場合、抗がん剤治療は有効率が低く予後が良くない場合が多いが、高活性化NK細胞療法と超高濃度ビタミンC点滴療法で奏効する例がある。本症例もそのパターンでゲムシタビン+シスプラチンなどの化学療法を行わず、NK+VCでQOLの高い生活を送ることが出来ており、本人もその治療効果に満足されている。

症例1 61歳・女性 「胆管がん」から「肝臓」に転移

胆管がんから肝臓に転移。微熱が続き倦怠感が強い。食事は通常の半量ほど。抗がん剤(ジェムザール)予定で、その前に免疫療法を希望。抗がん剤は、3 週間治療して1週間休むスケジュール。「高活性化NK細胞療法」1クール(集中コース:週に1回のペース)開始。免疫サプリメント療法併用。

NK点滴3回目の頃、体調良好。抗がん剤治療中だが副作用もあまりなく順調。NK点滴4回目の頃、右腹部(肝臓)の圧迫感が少し楽になり、CT画像上、縮小傾向に。NK療法1クール終了の頃、体調良く食欲もあり体重増加傾向。体調良好にて2クール目からは、2週間に1回ペースで継続。

NK点滴10回目の時、TS-1開始、4週飲んで2週休み。NK点滴12回目の頃、抗がん剤TS-1の副作用で皮膚の変色し味覚障害みられるも、CTの結果、がんが少し縮小。NK点滴15回目の頃、腹水あり利尿剤で経過観察。NK療法3クール目終了。TS-1休止中のため、色素沈着が薄くなり、口内炎も改善傾向。食欲は無いが体重の減少なし。順調な為、4クール目からは3週間に1回のペースで継続。

胆管がんは、一般的に進行が早いと言われているが、半年以上、元気で状態お変わりなく過ごされている症例。抗がん剤との併用で、抗がん剤の副作用はあるものの、強い副作用は無く、CT上も腫瘍の増大なし。ゆっくり、がんと共存可能となった良い症例と言える。多少体調の変化があるとは言え、とても元気に遠方から通院が出来ている。抗がん剤だけなら、このような良い状態の継続は期待できなかったと考えられる。